『明けの空のカフカ』は水品 知弦による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は森沢 晴行。「電撃の新文芸」(KADOKAWA)から発売。
★第31回電撃小説大賞《電撃の新文芸賞》受賞作★ カフカは空が見えない浮遊洞窟内にある老人ばかりの村で暮らす唯一の子ども。外の世界に憧れを抱きながらも、村に縛られる日々を過ごしていた。 ある日、地上からの来訪者・ハヤテが現れる。なんと彼は、ヒトとは違う犬の特徴を持つ獣人だったのだ。ハヤテの語る刺激的な地上の話に感化されたカフカは、ついに村人たちの反対を振り切りーー亡き祖父が遺した飛行機〈コチ三〇六〉を駆り夜明けの空へと飛び出していく! 温かく見守ってくれる大人たちや同世代の友達と出会い成長するカフカは、やがてこの世界のヒトたちの間に起こった悲しい過去を知ることになる。だけどカフカは飛ぶことをやめない、知ることを諦めたりしない。だってーー私たちの人生の全てが冒険なのだから! 国内最大規模の公募型小説賞「電撃小説大賞」が贈る、全ての世代に伝えたい感動のジュブナイルアドベンチャー!