『天川天音の否定公式』(あまかわあまねのひていこうしき)は、葉村哲による日本のライトノベル。イラストはほんたにかなえが担当。2009年7月から2010年4月にかけて、MF文庫J(メディアファクトリー)より全4巻が刊行された。
長月学園に通う高校生の芦原雪道のクラスに、天川天音と名乗る少女が転入してきたが、ある日突然、雪道は天音に襲撃される。その雪道を助けたのは、本物の天音。偽物であるドッペルゲンガーの天音に狙われる立場になった雪道は、"虚構式"を巡る天音たちの戦いに巻き込まれていく。
領域との休戦のようなひととき、長月学園では文化祭準備が佳境を迎えていた。瑛子は天音に「後夜祭で、雪道に告白する」と宣言をする。複雑な心中の天音だが、応援すると決めた。折しも虚構式の断片が世界中で発見された報告を受け、この街に居る時間も短いことを悟ったときだった。しかし、後夜祭にて学園全体を巻き込む攻撃が御堂姉妹によって仕掛けられ、雪道たちは戦闘に巻き込まれていく。願望の化身エピメテウスの思惑とはいったい?そして、雪道と天音がうちに抱えた「永遠」と「終焉」という世界の全ての根源である『式』が、二人を思わぬ運命に導いていく-。
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | amakawaamanenohiteikoushiki |
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