『キミを救う最初の呪文』は須堂項による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はなごやこーちん。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は2巻
「あなたが福山高校二年生、出席番号19番、山根勇治ですね!あなたを殺してわたしも死にます!!」-学校帰りの土手でかわいい少女(もちろん面識はない)がいきなり襲いかかってきた。だが...勢いあまったのか派手な水煙とともに川に飛び込んでしまった。もちろん身に覚えのないオレ。心に謎を抱えたまま家に戻ると、今度はずぶ濡れになったさっきの少女が2階の窓から現われたが、妹に発見され即座にオレは犯罪者呼ばわりされてしまう。るりかと名乗った少女はオレのせいで世界が滅ぶ!だからおとなしく死んでください!と言うのだが、そんな大それたことオレが出来るわけないだろ!...謎の少女が引き起こすトラブルコメディ。
世界の崩壊をなし崩しに救った「氷結の魔術師」るりか。おかげで未来に戻ることができないため、そのまま山根勇治の家に居候することに。だが、事件から一夜明けると、なぜかるりかは勇治の妹ということになっており、元々の妹、那奈が妹1号、るりかが2号と学級担任から呼ばれる始末だ。これは未来を変えてしまったためなのか?おまけに親友の田中一海が勇治にあやしい視線を送ってきて、勇治の心労は絶えない。そこで一海たちの気を逸らすため、勇治は一海ともどもるりかに弟子入りして、魔法の研究をすることにしたのだが、さっそく家が吹き飛ぶ大事件が発生!?おまけにメイド忍者が出現...マジ?ノリノリ全開で突き進むトラブルコメディ第2弾。