『神暦のアポクリファ』は青山あまらによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はNidy-2D-。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は3巻
外典-それは異端の神を祀った禁断の魔章経典。学術国家アチェロの神術師ニコラは、自国の窮地を救うため、単身で外典の入手に向かう。敵襲のなか彼の前に現れたのは"外典"を名乗る少女エルザだった。「これからあなたのものになるわ。よろしくね、ニコラ」-早急な統一を迫られたセレンディア島の盟主を決める、三国各5名の選ばれし実力者と外典による"統一戦争"。正統を継ぐ少年と異端の神を纏う少女は、敵国の謀略と暗躍により危機に立たされた自国を救うことができるのか!?-正統と異端がぶつかり合う神格のマージナル・ファンタジー、ついに開戦!
激闘の末、海洋国家フラゴラを打ち破ったニコラたちアチェロの使徒は、ついに軍事国家カクトゥスと相見えることに。"槍姫"の異名を持つ王女リオノーラと臣下の四聖、外典シエヌらセレンディア島最強といわれる敵使徒たちとの戦いを控え、ニコラは実家で新たなる剣を手に入れる。一方、エルザは最強の神術師である長姉シエヌを倒すため、天境国でその攻略の糸口を探す。そして迎えた決戦の日、剣の完成の遅れから会場に急ぐニコラの行く手を阻むために現れたのは、カクトゥスの四聖の一人リディア・セリクウェール...10年前に生き別れとなった、彼がこの"統一戦争"を通じて再会を誓った妹だった。-神格のマージナル・ファンタジー、決戦の第3弾!