『ダブルアクセス』は樋口司による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はのりたま。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は3巻
桃井家の兄妹・巧とヒナは、貧乏である。それでも世間の荒波に負けず、二人で慎ましやかに安アパートで暮らしているが、それでも毎日の生活はギリギリだ。そんな生活から抜け出そうと、巧はアルバイトをしている。二人きりの家族である妹・ヒナにもいえないそのアルバイトとは、とあるオンラインゲームのテストプレイヤーだ。ある日、巧とヒナが暮らす安アパートの隣の部屋に入居者がやってきた。仲良くしようとする巧たちを冷たくあしらったその少女・栞と、巧は意外な場所で再会するが-「ぴにおん!」の樋口司が贈るゲームと現実が入り乱れる新感覚アクションラブコメ。
ヒナの誕生日、通称「ヒナ祭り」に向けて準備をするヒナと栞。仲良くしているかと思いきや、巧を巡って一触即発の不穏な空気を作り出していた。一方、携帯越しに「助けて」という言葉を残した小町を捜し、巧は走り出す。残されたリラの元に現れたのは、小町の弟-尚之だった。意味深な言葉を交わすリラと尚之。そんな中、桃井家に小町がやってきた。ヒナや栞に対して格の違いを見せつけるが、そこに小町を捜す巧が駆け戻ってきて-「小町さんなんでここに!?」ゲームと現実がリンクする新感覚アクションコメディ、桃井家に大きな嵐が到来の、風雲急を告げる第3巻。