『四人の魔女とエメラルドのキス』は石川ユウヤによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はみついまな。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は2巻
緒伏麻琴は監禁されていた。見た目だけ美少女、中身は天然というかちょっと過激なクラスメイトの火澪沙耶の手によって。「冬姉に近づかないで!」彼女の剣幕は並々ならぬものだけれど麻琴は冬姉のことを知らないし-ここひと月の記憶が何もないのだ。最強と謳われる力"リゾーマタ"が自分に授けられたことを知った麻琴は、学園に潜む魔女の存在を明かされ『火の棒』を操る善き魔女・沙耶と共に、失踪した冬莉先輩の手がかりを追うことになる。しかし、二人の前に立ちはだかり力を奪おうとする魔女たちが牙をむく。少年と少女が想いを繋ぐ、学園バトルファンタジア開幕。
四人の魔女と一人の王だけに許された不思議な力、「リゾーマタ」。その中でも最強と謳われる力を持つ緒伏麻琴は、同じく炎の使い手、火澪沙耶と一緒に失踪した漆乃宮冬莉先輩の行方を追うことになった。麻琴に力を授け、姿を消してしまったと思われた先輩はしかし、ある日突然麻琴の前に何事もなかったかのように現れる。「ただいま、緒伏くん」そういって麻琴に口づけをする先輩。しかし、その口づけこそが新たなる「二年に一度の大展覧会」の幕開けだった-。少年と少女が想いを繋ぐ、学園バトルファンタジア、運命を動かす第二弾。