『エンドロールまであと、』は壁井ユカコによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は太田早紀。「ルルル文庫」(小学館)から発売。
旧家に生まれた双子の高校二年生、佐々右布子と左馬之助の関係は最近ちょっとぎくしゃく気味。今までいつも一緒にいたのに左馬之助がどこかよそよそしいのだ。右布子はその原因が何なのかよくわからないまま、生まれて初めて積極的に友達を作ろうとしたり、二人が所属する映画研究会で映画を作ったりと日々を過ごすが-"その想い"を自覚できない姉と、自覚してしまった弟の、禁断の恋の物語は静かに熱く動きはじめる。