『巫女と銃器とハルマゲドン』は木戸実験による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は藤沢孝。「スマッシュ文庫」(PHP研究所)から発売。
「日本は終わりかけているのではないか」アメリカ軍と中国軍の基地が要求されるままに建設され、そんな疑念を抱かざるをえない世界の物語。テロの標的にされ荒廃する街をデコトラ・夢蓉丸で疾駆する、天津真凪と名波の兄妹。ふたりが、謎の軍用車と戦う巫女・美雷を助けたとき、物語の歯車は回り始める。マンションを真っ二つにする不思議な能力をもった美雷、たった1時間でただのトラックからデコトラへと変容した夢蓉丸、光の中に姿を消したかつての同級生。謎だらけの物語は、日本神話と複雑にからみ、展開していく...。