『魔力ゼロの俺には、魔法剣姫最強の学園を支配出来ない……と思った?』は刈野ミカタによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はあゆま紗由。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は2巻
乙女にしか扱えない神霊魔法の高位術式“神霊魔剣”を操り、かつて大陸統一と王国打倒の原動力となった魔法剣姫――《一三血姫》。その次世代育成機関であるグランディスレイン魔法学園には多くの貴族の令嬢が通っていた。その学園に、魔力ゼロで亡国の元王子・ユーベルが現れる。彼は無謀との周囲の声を無視し、入学試験で序列一位の最強魔法剣姫・ティリに勝利してしまう。学園唯一の男となり、「愛は偉大、超便利、マジ効率いい」が口癖の彼には野望があった。「この学園――この国すべてを俺のハーレムにしたら世界超平和、俺超幸せ!」果たしてユーベルの野望は叶えられるのか、叶えていいのか!? 魔法以外なんでも使う元王子の規格外英雄譚、開幕!
“神霊魔剣”を操る貴族の乙女のみが通うグランディスレイン魔法学園。そこに入学した魔力ゼロにして唯一の男・ユーベルは、元序列一位の最強魔法剣姫・現使用人のティリ、病的なまでの兄愛を示す妹のリリアと同棲し、敵対していたツンデレ魔法剣姫アディリシアまで落として順調にハーレム――“王閥”を形成していた。次なる目的を見定めていた彼の元に現れたのは、学園最大姫閥『桜花夜会』の主にして絶対秘密主義のアンリエットで――「ユーベルさま......アンリと――お付き合いいただけませんか?」「よろこんで!」“愛は偉大、超便利、マジ効率いい”を標榜し、魔法剣姫を次々落とす! 魔法以外なんでも使う元王子の規格外英雄譚、非常識な第二弾!