『プシュケープリンセス』は刈野ミカタによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は萩原音泉。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は3巻
柊火ノ見には、幼いころ確かに妹がいた。しかしある日を境に、その存在が世界から「なかったこと」にされた。火ノ見以外の誰もが、妹のことを忘却していたのだ-。それから十年。高校生になった彼の前に"幻想世界"の住人・プシュケーを称する少女テュエッラが現れ、この"現実世界"を舞台に行われるプシュケーたちの王位争奪戦参戦の契約を求めてくる。はじめは相手にしていなかった火ノ見だが、幼なじみの鷺浦舞もその戦いに加わっていたことから、なかば強制的に巻きこまれていき-!?第5回ライトノベル新人賞"佳作"受賞の新幻想学園エンタが"世界"を塗り替える。
『キング』探索という名目の、舞やセレネも交えた遊園地デート(?)の帰り道。こちらの現象世界では本来感じないはずの、幻想世界の『縁』をテュエッラは感じ取る。その気配をたどって火ノ見とテュエッラが向かった先は、火ノ見の通う雛形高校だった。しかし学校に足を踏み入れたところ、ふたりは外に出ることができなくなる!どうやら閉じ込められてしまったようだ。そして姿を現した火魅子によれば、現在ここは、現象世界と幻想世界の境界が曖昧な場となっているらしい。出口のない迷宮と化した学校で、火ノ見たちを待ち受けているものは-?新幻想学園エンタ第三弾。