『誓いはウィーンで 龍の宿敵、華の嵐』は樹生かなめによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は奈良千春。「講談社X文庫」(講談社)から発売。
「逃さないから覚悟しろ。お前は俺のものだ」 そんな言葉で藤堂和馬を縛るのは、ロシアン・マフィア「イジオット」の次期ボスと目され、その冷酷さゆえに冬将軍とも呼ばれる、どこまでも規格外の男・ウラジーミル。彼は藤堂を愛人と言って憚らず、昼夜貪るように抱く。その執着の深さに藤堂は戦慄し、離れようとするが......。そこへ、藤堂の存在をウラジーミル唯一の弱点と見なした襲撃者たちが現れて!?