『人なき世界を、魔女と京都へ。』は津田夕也による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はU35。「ファミ通文庫」(KADOKAWA)から発売。
ぼくこと陸太郎が授業中のうたた寝から目覚めたとき、教室は空っぽになっていた。教室だけじゃない、街にも家にも誰もいない。人間が消えた......と思ったら、ひとりだけ――士道花織が残っていた。いつも不機嫌に眼光鋭く、周りに命令ばかりしている彼女はハイスペックな美人で“魔女”と呼ばれていた。そんな士道さんは、世界を元に戻すためには京都へ行くしかないと言う。こうして理屈屋で意地っ張りで、とびきり可愛い魔女とぼくとの短い旅が始まった。