『鏡のむこうの最果て図書館』は冬月いろりによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はNamie。「電撃文庫」(KADOKAWA)から発売。
第25回電撃小説大賞《銀賞》受賞作! ふと気づくと、《最果て図書館》の館長・ウォレスには記憶がなかった。 世界の端っこに置き忘れられたこの図書館にいるのは、無口なメイドと話の通じない《本の魔物》だけ。 ところがある日、鏡越しに《はじまりの町》の魔女見習い・ルチアと出会う。 徐々に魔王に侵食されていく世界を救うべく、《はじまりの町》に現れた勇者をルチアとともに影から支えることにしたウォレスだが、 やがて自分の記憶が魔王討伐の鍵であることに気づき――。 どこか寂しい彼らの、どこまでも優しい王道ファンタジー。