『探偵・日暮旅人』(たんてい ひぐらしたびと)シリーズは、山口幸三郎による日本の小説。第1弾『探偵・日暮旅人の探し物』が2010年にアスキーメディアワークスのメディアワークス文庫から出版された。2017年に角川つばさ文庫にて、挿絵を入れ漢字にルビを振った児童向け版が発売された。2017年3月時点でシリーズ累計発行部数は85万部を突破している。
保育士の山川陽子はある日、保護者の迎えが遅い園児・百代灯衣を自宅まで送り届ける。灯衣の自宅は治安の悪い繁華街にあり、日暮旅人と名乗る灯衣の父親は探し物専門の奇妙な探偵事務所を営んでいた。澄んだ目をした旅人と、人形のように美しい灯衣。名字の違う不思議な親子に興味を惹かれた陽子はたびたび事務所を訪れ、旅人が持つ能力を知ることになる。音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。旅人は、目に見えないモノを"視る"ことで探し物をしているというのだが-。
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