『神様のメモ帳』(かみさまのメモちょう)は、杉井光による日本のライトノベルおよびそれを原作としたメディアミックス作品。イラスト担当は岸田メル。電撃文庫より2007年1月から2014年9月まで刊行された。
物語の主人公である藤島鳴海は、父親の仕事の都合上、東京都のM高校に転校する。かねてから鳴海は転校を何度もしてきた。そんな彼を変えたのが、クラスメイトである彩香だ。彼女との出会いが、はなまるラーメンの店裏に集う、様々なニートたちと知り合うきっかけとなる。
春休み、僕の前に現れたのはアリスに瓜二つの姉、紫苑寺茉梨。「有子と一緒に暮らして、守ってあげたいの」紫苑寺家の当主が危篤で、面倒くさい遺産相続問題にアリスも巻き込まれそうなのだという。アリスに付き添って赴いた病院で、起きてしまった殺人事件。犯人だと疑われて拉致されたアリスを助け出すため、事件を調べていくうちに、僕はアリスの秘められた過去に触れ、紫苑寺家の闇を垣間見ることになる。そして宿命的に訪れる、探偵との別れ-ニートティーン・ストーリー、最終章。
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