『探しものは妖怪ですか? はざまの神社の猫探偵』は霜月 りつによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はすずむし。「ポルタ文庫」(新紀元社)から発売。
現世は妖怪も生きづらい元医者の探偵と猫探しが得意な相棒がワケあり妖怪を保護します!雑居ビルに事務所を構える元医者で今はしがない探偵の帆布里朝斗。彼の相棒は、猫探しが大得意な少年・ヨルだ。今のところ100%の確率で迷い猫を見つけ出しているおかげか、主な依頼は猫絡みな彼らだったが、あるとき町内会からの依頼でゴミステーションを荒らす“犯人”を捕まえることに。しかし現場で張り込みをする朝斗たちの前に現れたのは、見たこともない異形の生物だった!? その場に居合わせたマント姿の少女に導かれ、重傷を負ったヨルとともに朝斗は小さな神社にたどり着く─。複雑な過去を持つ探偵とその相棒が出会う、生きづらい現世に苦しむワケあり妖怪と人の物語。