『真夜中あやかし猫茶』は椎名 蓮月による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は冬臣。「ポルタ文庫」(新紀元社)から発売。
癒やしの猫カフェ、夜だけ営業中昼間は猫になってしまう兄×物事に動じない弟 奇妙な同居生活の行方は!? 両親と死別した高校生の村瀬孝志は、生前に父が遺していた言葉に従って、小野進次郎という顔も知らない異母兄に会いに行くことに。鄙びた町で喫茶店を営む彼を訪ねた孝志を出迎えてくれたのは、一匹の白い猫だった――。その後、なんとか進次郎と顔を合わせた孝志は、にわかには信じられない話を聞く。なんと進次郎は“呪い” にかけられたせいで、満月の日以外、昼間は猫になってしまうのだという。日中の進次郎のサポートと、夜だけ営業する猫と触れ合える茶房・みかげ庵の手伝いを条件に、孝志は進次郎との同居生活を始めるが...。人の想いが交錯する、猫と癒やしのあやかし物語。