『東京かくりよ公安局』は松田詩依による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は六七質。「小学館文庫キャラブン!」(小学館)から発売。
満場一致の「アニバーサリー賞」受賞作!! ある寒い冬の日、新月の真夜中のこと。東京駅を訪れた青年・西渕真澄は、不可解な現象に巻き込まれる。突然スマホの位置情報画面に現れた《東京幽世(かくりよ)壱番街》の文字。現れる謎の地下街。直後、何か強い力に撥ね飛ばされ、真澄は命にかかわる重傷を負った。そのとき彼を救ったのは、金色の狐耳の少女・こがね。高位のあやかし――天狐であるこがねは真澄の体に入り、消えかけた命を繋いだ。しかし同時にこの出会いは、真澄を「人ならざる者」に変化させてしまったのだった。 不幸な事故からしばらくして、奇跡的に回復した真澄のもとへ「東京幽世公安局」の職員を名乗る戸塚という男が現れた。彼いわく、この世にはふたつの世界が存在していて、ひとつは人間が暮らす「現世」、もうひとつはあやかしが生きる地下異界「幽世」という。戸塚率いる特務課は人と人外の者の混成部隊で、ふたつの世界の均衡を保つため、日々秘密裏に働いているらしい。そして真澄については、きわめてレアな後天的半妖なので監視を兼ねて特務課のメンバーに迎えたい、と戸塚は告げるが......。 小学館文庫キャラブン!「アニバーサリー賞」を満場一致で受賞した傑作ファンタジー、ここに開幕!
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | toukyou kakuriyo kouankyoku |
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