『ネームレス・レコード』は涼暮 皐による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はGreeN。「MF文庫J」(KADOKAWA)から発売。
滅びた遺跡群が立ち並び、危険な機械生命たちが跋扈する人類未踏破の文明圏外域《ロストガーデン》。その年、予言に謳われた五人の少年少女《予言の世代》が、教会の認可を受けてロストガーデン攻略に乗り出す。そんな中、英雄に憧れ、訓練校一位の成績をとりながらも「器用貧乏」ゆえに予言の世代に選ばれなかったレリンはやさぐれていた。そんなレリンの前に現れたのは、人類の敵であるはずの機械の少女・ウル。彼女いわく、彼女の持つ予言に従えば、レリンは英雄になれるというのだ──!予言の世代を支える影の英雄となるべく、レリンは予言に従って行動を始める。