『アルマーク』はやまだ のぼるによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は柚ノ木 ヒヨト。「MFブックス」(KADOKAWA)から発売。最新刊は3巻
戦乱の絶えない北の地で、傭兵の息子として生まれたアルマーク。彼は南から来た老人に魔法の才能を見出されるが、傭兵として成長し、幼くして一人前の戦士となる。しかしアルマークの父は、彼に平和な南の地で魔術師となることを望む。父との約束に従い、アルマークは旅に出る。ノルク魔法学院に入学するために。二年の旅を経てたどり着いた南の学院での暮らしは、北の戦場とはすべてが違っていた。平和な南の国々では魔法が発達し、北の傭兵は蛮族と見なされていた。傭兵の出自を隠さざるを得なかったアルマークは、同級生の少女・ウェンディたちの助けを借りながら、魔術師としての一歩を踏み出す。しかしクラスでは、貴族と平民の間に見えない溝が横たわっていた。アルマークは北の傭兵としての力をもって、クラスメイトたちを、そして学院を変えていく――。彼は、自分が既に闇を巡る長き戦いの渦に巻き込まれていることをまだ知らなかった......。「小説家になろう」で大きな話題を呼んだ、異色の本格巨編ファンタジー、開幕!
ノルク魔法学院に入学し、初めての夏を迎えるアルマーク。夏の休暇は多くの生徒たちが実家に帰るが、遠い北の出身であるアルマーク、そして両親が忙しいモーゲンは、休暇中も寮に留まる。そんな二人を、王都の自分の家に遊びに来ないかとウェンディが誘う。休暇前の試験をなんとか突破し、ウェンディを訪ねるのを楽しみにする二人だったが、そんな中、彼女から手紙が届く。家に脅迫文が送りつけられる事件が起き、ウェンディは王都よりさらに北の領地へ逃れることになったため、二人を招待できなくなったという。手紙の中で落ち込むウェンディ、そして残念がるモーゲンを見て、アルマークはたとえ遠くであっても、モーゲンと共にウェンディを訪ねることを決める。しかし道中、王都で二人が耳にしたのは、ウェンディの命を狙う北の傭兵たちの話だった。アルマークとモーゲンは、ウェンディを救うことができるのか......!?「小説家になろう」で大きな話題を呼んだ、異色の本格巨編ファンタジー!
▼ 情報(Information) |
著者 | : | やまだ のぼる | イラスト | : | 柚ノ木 ヒヨト | 出版 | : | KADOKAWA | レーベル | : | MFブックス | 刊行期間 | : | 2022年08月25日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784046810885 | ISBN(3巻) | : | 9784046825582 | 最新刊 | : | 3巻 |
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