『未開の森を開拓して、理想の暮らし始めます』は紙風船による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は東上文。「MFブックス」(KADOKAWA)から発売。
武力至上主義のエオニス侯爵家で養子となったクラインは、生産職(クラフター)スキルを授かったことで酷い扱いを受けていた。そして、15歳の誕生日の日、とうとう未開の森へ追放されてしまう。 鬱蒼と茂る森を前にしたクラインは、この森が前世でやり込んだゲームに出てくるスケアグロウ大森林だと突然思い出し、散々ゴミスキルだと罵られ虐げられてきたスキルが、実はなんでも作れてしまうS級スキルであることも思い出す。クラインはゲーム知識とスキルを使ってこの場所に理想の国を作ることを決意し、意気揚々と森の中へ入っていく。 森で出会った猫竜のモチと共に着々と開拓を進めていくクラインだが、味気ない食事を何とかすべく近くの街へ買い出しに向かう。そこで知り合ったソロ冒険者のイリスと共に買い物を終え拠点へ戻るとーー!?