『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』は椰月美智子による日本の小説(ライトノベル)作品。「双葉文庫」(双葉社)から発売。
小6の拓人、忍、宇太佳はスケボーが大好きな仲良し三人組。新たに見つけた格好のスケボー練習場所で出会ったのが神社の管理人、田中さんだ。その日から、11歳と85歳の交流が始まった。いつも穏やかに話を聞いてくれる田中さん。だが少年時代に人生が一変する出来事を経験していた。それを知った拓人たちは、ある行動を起こす――。年の差をこえて築かれた、温かなつながりを描く物語。第69回小学館児童出版文化賞受賞作。解説・森絵都