『十津川警部捜査行 怪しい証言』は西村京太郎による日本の小説(ライトノベル)作品。「双葉文庫」(双葉社)から発売。
今井明子は認知症予防も兼ね、彦根城の観光ボランティアをしていた。その日、明子は男女5人組みを案内したが、1人の女性が行方不明に。しかし、グループは最初から4人だったといって、翌日、明子の前に消えた女性が現れ、あれは悪戯だったという。1週間後、東京・月島の冷凍倉庫でその女性の他殺体が発見された。捜査に当たった十津川警部が絞り込んだ容疑者には完璧なアリバイがあり、十津川は犯人逮捕に老婦人の記憶にすべてを賭けることにしたのだが......。