『十津川警部捜査行 カシオペアスイートの客』は西村京太郎による日本の小説(ライトノベル)作品。「双葉文庫」(双葉社)から発売。
終着駅札幌に着いた豪華寝台特急カシオペアのスイート展望室で若い女性の刺殺体が発見された。その個室の男性客は姿を消していたが、同じ列車に乗り合わせた警視庁の退職刑事・内山には、男性客と会ったという記憶があった。北海道警の捜査に協力した内山は、元上司の十津川に連絡をする。やがて、8ヵ月前に渋谷で起きた資産家殺人事件との関係が浮上。その事件は容疑者の自殺で決着したが......。消えた男性客の正体と行方は!?