『鋼鉄紅女』(こうてつこうじょ、Iron Widow)はシーラン・ジェイ・ジャオによる2021年カナダのYAサイエンス・ファンタジー小説。この小説は、中世中国を未来的に再解釈した華夏を舞台に、中国の女帝武則天の台頭をメカで再構築したものである。
中世の中国を近未来的に再現した華夏(ホワシア)は、常に異星人、渾沌(フンドゥン)の攻撃を受けている。神秘的で目に見えない神々(天界評議会)に助けられ、人類は数年前の壊滅的な攻撃から立ち直り、文明の再建に取り組んでいる。人類は、倒した渾沌の亡骸を回収して、霊蛹機(れいようき)と呼ばれる巨大な戦闘メカを作ることを学んだ。