『紅霞後宮物語 中幕 愛しき黄昏』は雪村花菜による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は桐矢 隆。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。
「紅霞後宮物語」の名脇役たちにも唯一無二の人生があった。 死を目前にした賢恭の病床に現れた清喜は、彼と過去を語り合う。 清喜は幼い頃の自分は根暗だったと言い......。(「清喜と賢恭」) 後宮の重鎮、梅花と麗丹の初対面は険悪なものだった。梅花の知られざる過去も明らかになる。(「梅花と麗丹」) さらに後宮を出た後の小玉のもとに、あの人が尋ねてくる。そして迎えた本当の結末とは――。 大人気シリーズ「紅霞後宮物語」名脇役たちの物語と最高の幕引きを含む、珠玉の短編集。