『崩壊世界の魔法杖職人』は黒留 ハガネによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はかやはら。最新刊は2巻
引きこもり魔法杖職人、大利賢師は姿を隠したままその名を広めていく。 新機能の開発や新作杖の製造、新技術公開。その全てが作品自慢のためだったとしても、多くの人を助け救っていく事に変わりはない。 大利は人づきあいが苦手でも、作品を通して人を知り気遣う事ができる。恐ろしい人食い鬼も思わず絆される、珍妙な魔女たらしだ。 崩壊した世界を人々は逞しく生き抜き立て直していく。いつまでも魔女たちに頼り切りではいられない。 強くならねば、力を合わせなければこの厳しい世界は生き残れないのだ。 大利が危機感皆無でのほほんと杖作りをしていても、危機はいつだってすぐ傍にある。 そしてほら、また。幾度も壊滅を免れてきた東京に、またしても暗い影が忍び寄るーーーー 唯一無二の最器用系主人公が東京の窮地に奮闘する、七難八苦の第二巻!