『キミとは致命的なズレがある』(キミとはちめいてきなズレがある)は、赤月カケヤによる日本のライトノベル。イラストは晩杯あきらが担当している。第5回小学館ライトノベル大賞の優秀賞を受賞している。ガガガ文庫(小学館)より2011年5月に刊行された。
保健室で目を覚ました主人公の海里克也はどうやら階段で転んで気を失っていたらしい。克也は、十歳の時に起こった大きな事故で両親と記憶をともに失っていたため、ここ数年の記憶しかない。しかし、保険医の鏡の「見えないモノが見えてない?」という問いかけから、自販機の陰に倒れている少女の身体や靴箱や鞄に入れられた不幸の手紙などが見えるようになっていたことなどを思い出す。