七日の喰い神

『七日の喰い神』はカミツキレイニーによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はnauribon。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。最新刊は4巻

神を憎む男の相棒は、人喰う神の少女 夏の猛暑のさなか、行方不明となっていた少年が凍った死体となって発見された。警察は事件の異常性から“マガツガミ”によるものと判断した......。古来よりこの国には人間に害を為す禍々しい神々“マガツガミ”が存在する。そして、それらマガツガミを討伐する特殊な力を持った者たちを“祈祷士”と呼んだ。連携し独自に組織を作り上げた祈祷士たちは、マガツガミたちと長きにわたり戦いを続けてきた――。そして現代、天才的な資質を持ちながら祈祷士としての道を捨てた男・古川七日と、可愛らしくも残酷な“喰い神”の少女ラティメリア。人間とマガツガミという許されざる異種間のコンビは、法や常識に縛られることなく、彼らなりの理由と方法でもって禍々しい神々を葬っていく。カミツキレイニー待望の新作は、「冷徹な最強の男」×「人を喰う神の少女」の異種バディもの! 共闘もするが、たまに殺し合いもする......そんなコンビが見せるダークファンタジー!

六花のマガツカミを巡る戦いの終結! 「何度言ったらわかるの? わたしは六花じゃない--!」大事にしていたウミネコのサキちゃんに逃げられ、傷心のラティメリア。七日とのやりとりもすれ違う一方で、"六花のマガツカミ"を巡るプロジェクトは最終局面を迎えようとしていた。祈祷士協会解散を目論むGHQと、「最後の切り札」を楯に祈祷士たちを利用し、自らの悲願を遂げようとする紙燭龍之介。すべての六花のマガツカミを集め、紙燭龍之介が成し遂げようとしていたことは、過去に囚われたおぞましい計画だった--。運命と策謀に導かれ、ついにラティメリアたち「六花のマガツカミ」は集結する。マガツカミにその身をすべて喰われ、それでも六花が望んだこととは。そして、六花が最後に生んだマガツカミ、ラティメリアの想いは。そして七日は--。「決めた。私は、人間を喰うわ」七日とラティメリア--人間と喰い神。彼らの戦いは終わり、雪はすべての者に等しく降り続く。シリーズここに完結!

 ▼ 情報(Information)
著者カミツキレイニー
イラストnauribon
出版小学館
レーベルガガガ文庫
刊行期間2015年08月08日(1巻発売)
ISBN(1巻)9784094515732
ISBN(4巻)9784094516449
最新刊4巻
0

同じ著者の作品(The same author's work)

同じイラストレーターの作品(Work by the same illustrator)

新刊ランキング(Ranking)

1位 魔導具師ダリヤはうつむかな...

魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 番外編[ 甘岸久弥 ]
『魔導具師ダリヤ』シリーズの登場人物、各々のサイドストーリーを収録したドラマあふれる番外編、第一弾!ドリノやランドルフた...

2位 薬屋のひとりごと 15[ ...

薬屋のひとりごと 15[ 日向夏 ]
TVアニメも大ヒット! シリーズ累計3300万部突破の原作最新刊は投薬実験と外科手術がカギに? 禁書に記された名前とは?...

3位 Re:ゼロから始める異世界...

Re:ゼロから始める異世界生活 37[ 長月 達平 ]
ヴォラキア帝国の存亡をかけ、『魔女』率いる屍人の軍勢との最終局面へ突入するナツキ・スバル。城塞都市が大軍の足止めに籠城戦...

4位 永年雇用は可能でしょうか ...

永年雇用は可能でしょうか ~無愛想無口な魔法使いと始める再就職ライフ~4[ yokuu ]
お互いの今を大切に生きると決めたルシルとフィリスのもとには、日常が戻ってきていた。そんな折、二人の家にフィリスの師匠の遺...

5位 魔法科高校の劣等生 [ 佐...

魔法科高校の劣等生 [ 佐島 勤 ]
 魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節...

6位 探偵はもう、死んでいる。1...

探偵はもう、死んでいる。11 (MF文庫J) [ うみぼうず ]
MF文庫J うみぼうず 二語十 KADOKAWAタンテイハモウ、シンデイル。ジュウイチ ウミボウズ ニゴジュウ 発行年月...