『こうして彼は屋上を燃やすことにした』(こうしてかれはおくじょうをもやすことにした)は、カミツキレイニーによる日本のライトノベル。イラストは文倉十が担当。ガガガ文庫(小学館)より2011年5月に刊行された。第5回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞受賞作。第1回ラノベ好き書店員大賞にて9位を獲得。キャラクターは童話『オズの魔法使い』をモチーフにしている。
付き合っていたアメくんに別れを告げられた三浦加奈は、飛び降り自殺しようと学校の屋上へと向かうが、そこには先客がいた。それぞれオズの魔法使いの登場人物の名を名乗る彼らは、復讐を考えていて、三浦加奈にも死ぬのならば復讐してからにしようと誘われた。