『シャドウ・アサシンズ・ワールド』は空山トキによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は伍長。「ラノベ文庫」(講談社)から発売。
如月小夜という少女がいる。ごく一般的で、ごくごく普通で、全ての要素が平均的でーそして、異常なほど影が薄い。そんな少女だ。夏休みの暇潰しにMMORPG“シャドウ・アサシンズ・ワールド”を始めた小夜は、その影の薄さゆえのステルス能力を“忍者”クラスで活かし、超一流プレイヤー“クロ”へと一気に成長していく。ある日、初心者プレイヤーのヒカリと出会ったクロは、弟子入りさせて欲しいと懇願され、紆余曲折の末パーティーを組むことになる。だが、しばらくしてクロは、ヒカリの正体がクラスメイトのギャル・朝川明美であることを知る。リアルの自分を知られればきっと幻滅されるーそう思ったクロは、自らの正体を隠すことにするが…!?第17回講談社ラノベ文庫新人賞“大賞”受賞作!