『鬼と契りて』はしろ卯による日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。
幕府を倒した新政府のもとで鬼の討伐を任される家に生まれた桃矢は、お家断絶を避けるため男として育てられた。しかししばらくして弟が生まれ、桃矢は家から必要とされないばかりか、むしろ、邪魔な存在となってしまう。今更、女にも戻れず、父母に疎まれていることを知りながら必死に生きる桃矢の支えは、彼女の「使鬼」である咲良だけ。桃矢は咲良を少女だと思っているが、咲良は実は桃矢を密かに熱愛する男でーー実父によって死地へ追いやられていく桃矢を、唯一護り助けるようになり!?