『ドラゴンブラッド』は伊上円による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は一葉モカ。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は3巻
天音櫛秋良、16歳。真っ白な髪の毛とちょっと目付きが悪いことを除けば、いたって普通の高校二年生だ。今日も真面目に、とっつきづらい同級生の藍さんと一緒に授業をサボっている。ところで、この街で起こっている怪奇事件。これを解決せよ、とある友人に依頼された俺は、夜の繁華街に情報収集に出た。そこで出会ったのは-。「わたし、壊世っていいます」ネコ耳型のフードを被り大鉈を振るう、謎の少女だった!過去に魔神と契約し、雷撃を操る俺は平凡な日常を取り返すため戦うことになる。血よ、吼えろ-。第6回新人賞受賞、異色の作風を持つ新進気鋭作家デビュー。
かつて魔神と契約し雷撃の力を得た秋良と、とある事情から一緒にいることになった"殺人鬼"懐世。ある日突然、理由の分からない胸さわぎに襲われるようになった秋良が雇い主・千道寺華散に依頼されたのは、『人外の殺人』。秋良と同じ「契約」をした少女が対象だった!生まれながらに焔を操る藍、"灰虹斧"諸哉、そして巨大な力を失った緩把とともに、秋良は華散に逆らうため策を練ることにする。しかし、幼馴染みであり秋良の唯一の家族、在歌に自らの正体が知れてしまい...。戦え、大切な人と、自分自身の信念を守るために!学園異能バトルアクション、第3弾。