『征王の迷宮塔』は瀬尾つかさによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は基井あゆむ。「一迅社文庫」(一迅社)から発売。
高度な魔法技術と軍備により地上で栄華を誇る聖六王家は、不遜にも次の征服先に天界を選び、天上へ届く巨大な塔の建設を始めた。しかし完成直前、天界の神々は塔にいた王と兵士たちに神罰を与え命を奪うとともに、地上にいる人々へも塔に足を踏み入れたら死に至る呪いを施した。それから17年。当時は生を受けておらず呪いをかけられることの無かった17歳未満の少年少女たちが、いまだ地上で健在な聖王家の命を受け呪われた塔の探索へと挑む。一方、聖王家の美しき王女ユーフォリアは17年前の事件で父と家族を失った少年カイルと運命的な出会いを果たし、二人は塔の謎に迫るのだが...。