『白夢』は瀬尾つかさによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はるろお。「富士見ファンタジア文庫」(富士見書房)から発売。最新刊は4巻
深森榮一は、高校2年。4年前より過去の記憶なし。それ以外は至って平凡。なのに目の前の状況は一体何だっていうんだろう。「"はぐれ"だ!逃げろ、榮一っ!」突然現れた化け物。混乱する僕の前に、一人の女の子が現れた。「霧散!」霧に包まれた刀で、彼女は化け物を薙ぎ払っていく!全寮制の白雲学園へと転校した僕。"はぐれ"と呼ばれる化け物と遭遇した僕は、霧と共に現れる"はぐれ"と、それから学園を守る"霧使い"の生徒たちと出会う。その上、成り行きが霧使いとなることになるんだけど...。スノーミスト-異界へと繋がる霧の向こうに、何が待っているんだろう。学園ミスティック・ファンタジー。
雲の壁に包まれ、閉ざされた東京。この中に、きっと雪姫はいる。僕と神楽は雪姫を助けるために、東京へと乗り込んだ。壁を突破できたのは、操霧量百万以上の霧使いである僕たちだけ...。真相を追って共について来たかすみが、僕たちに追る危機を告げる。「そう遠くない未来に、この東京は、異界と同化するでしょう」街中では、"はぐれ"たちが徘徊し、人々を襲っている。いったい誰が、この非常事態を引き起こしたのだろう。これも、白雲山での一連の事件の真犯人の仕業なんだろうか?真犯人を追っていった雪姫。今度は、僕たちが彼女を助ける-。学園ミスティック・ファンタジー、クライマックス。