『魔弾の王と天誓の鷲矢』は川口 士,瀬尾 つかさによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は白谷 こなか。「ダッシュエックス文庫」(集英社)から発売。最新刊は3巻
リムの友人である商人の少女エリッサが誘拐された。ティグルとリムは、エリッサの手がかりを追って南国カル=ハダシュトに赴く。現地では国を統べる双王が亡くなり、七部族間の抗争が激しくなっていた。運良くエリッサと再会を果たすティグルたちだったが、彼女は現地の騎馬部族の指導者――弓巫女となっていた。カル=ハダシュトに住まう神から授けられる七本の矢の一本をその身に宿し、己の運命も受け入れたエリッサは、ティグルとリムに共に戦ってくれるよう懇願する。しかしこの地では、かつて弓の王と名乗りティグルたちと戦った女、ネリーの影も見え隠れしていて......新たな地で紡がれる誰も知らない魔弾の王の伝説、開幕!!
南国の大都市カル=ハダシュトの都が炎上した日、反乱を起こした『砂蠍』は戦姫ソフィーの活躍もあって鎮圧された。弓の王を名乗る者ネリーは行方をくらませ、いずこかの地で陰謀の糸を張る。七部族会議は不調のまま終わり、魔弾の神子と弓巫女たちはそれぞれの部族に戻っていった。つかの間、訪れる平穏な日々のなか、ティグルが魔弾の神子を務める『天鷲』と『一角犀』の両部族は着々と力を蓄える。ティグルとリム、ソフィーは、黒猫の女王に会うため、ネリーの陰謀の正体を探るため、一軍を率いて大いなる虚の社へ向かう。しかしその道中、一行は『砂蠍』の奇襲を受けるのだった。
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | madanno outo tenseino akuirasu |
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