『君が衛生兵で歩兵が俺で』(きみがナースでほへいがおれで)は、篠山半太による日本のライトノベル。イラストは西出ケンゴローが担当している。単行本はスマッシュ文庫(PHP研究所)より2012年6月に発売されている。
神奈川県横須賀市にある陸上自衛隊武山高等学校に通う二年生・大嶽隼人は、演習中に絡まれていたミス武山高の同級生・磯鷲音矢を守り、二人は腐れ縁となる。その後二人は、変わることのなく移り行く日々は過ごしていたが、3年生への進級が行われようしていた時、テロリストによって政府首脳が暗殺され、武山高校長を兼務する元自衛官の女性防衛大臣・繭川巴が首相代理となる大事件が起きた。繭川は、自衛隊の国軍化と集団的自衛権の容認を掲げた政変を開始する。事実上の戒厳令である治安出動が発令され、武山高生徒隊もまたその任につくこととなる。