『かくて飛竜は涙を流す The Dragons' Tear』は五月猫文による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当ははあと。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
「ソウタ。私と竜に乗ってほしい」長く続く戦争の中、帝国空軍のエースガンナーとして連邦空軍の敵を撃墜してきたソウタ・カシワギは、ある戦闘で敵――竜騎兵の少年を撃つことができず、軍法会議の結果除隊処分となってしまう。自らの行くべき方向に迷うソウタの前に現れたのは、――人に害為すを狩る一団の船長と、竜騎兵の少女・シノだった。急かされるようにシノの操る竜に乗せられるソウタだが、目標を捉えたとき引き金を引くことを躊躇してしまうのだが――。第5回講談社ラノベ文庫新人賞受賞、少年と少女が竜と人とを結びつけながら、空を翔ける物語。