『鍵開けキリエと封緘師』(かぎあけキリエとシギルムス)は、池田朝佳によるライトノベル作品。「監獄砦」と呼ばれる建物を舞台に、主人公らの冒険を描くファンタジー小説シリーズ。イラストはさんば挿。
大陸の内陸にある小さな町に住む少年キリエは、鍵開けの才能を持っていた。町中の錠前を開けてしまった彼が開けられないものは、7歳のときに見つけた金色の箱だけで、その箱を開ける方法をいつも考えている。
「その扉がひらくと、世界は滅んでしまうんだよ。あの扉の奥には、今でもわたしたちの師匠がいるんだから」天才的な解錠術を持つ少年キリエをして開けられないどこにも繋がっていない扉の、とんでもない秘密を大統領は明かす。しかし、その言葉を聞いても、彼の中で思考は止まらない。あの人を自由にしたい。あの人に触れたい。だから、あの檻をなんとしてでも開けたい-「わたしを、どうしてもここから出したい?」果たして、キリエはどこにも繋がっていない扉を開け、大統領を解放するのか。運命の扉は静かに彼を待ち受ける。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 池田朝佳 | イラスト | : | さんば挿 | 出版 | : | 富士見書房 | レーベル | : | 富士見ファンタジア文庫 | 刊行期間 | : | 2009年12月 - 2011年1月 | ISBN(1巻) | : | 9784829134719 | ISBN(3巻) | : | 9784829136027 | 最新刊 | : | 3巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | kagiakekirietoshigirumusu |
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