『ヴァルハラの晩ご飯』は三鏡一敏による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はファルまろ。「電撃文庫」(KADOKAWA / アスキー・メディアワークス)から発売。最新刊は5巻
第22回電撃小説大賞受賞作!神々の台所を舞台に贈る“やわらか神話”ファンタジー開幕!神の国の台所“ヴァルハラキッチン”の夕飯時はいつも大忙し! ボク、喋れるイノシシのセイ(本名:セーフリームニル)はそのお手伝いとして、なんと主神オーディンさま直々の指名を受けてここにやってきたんだ。――『料理される側』としてね!いや、確かにボクは「一日一回生き返る」っていう不思議な能力を持ってるし、自慢じゃないけど肉質にも自信があるよ? でもだからって「毎日死んでご飯になれ」ってひどすぎない!? ......まあこの力のおかげで、美しくて可愛いヴァルキューレ・ブリュンヒルデさまのお傍にいられたりするから、全部が全部つらいってわけじゃないんだけどさ......。って、あれ、神界ナンバー2のロキさまがなぜここに? え、神界のピンチだから一緒に来い!? いやぁ、ボクただのイノシシですからってうわあああぁーー。
イノシシのセイです! 今回はロキと一緒にフェンリルを縛る強力な紐・グレイプニルを外すためのヒントを求めて、いろんなところをあっちこっち旅してグッタリ......。 そんな殺伐とした日々を過ごすボクの目の前に、ヴァルキューレ姉妹の6女・ヘルムヴィーゲさまが! え、『ブラジャーくじ』ってなんですか!? すっごく楽しそうな響きなんですけど! やりましょう!ぜひやりましょう......っ! ん、どうしたのロキ? なんでそんな険しい顔をしてるのさ......?は? ボクの力の正体が? ホントに......!?
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | varuharanobangohan |
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