『神様の御用人』(かみさまのごようにん)は、浅葉なつによる日本の小説シリーズ。イラストはくろのくろ。メディアワークス文庫(KADOKAWA)より2013年12月から刊行されている。また、2015年に「B's-LOG COMIC」の2015年10月1日発売号よりコミック連載も開始された他、2021年に第10巻の特装版付属品として著者による書き下ろしシナリオのドラマCD化がされた。2021年3月時点でシリーズ累計発行部数は200万部を突破している。
フリーターの萩原良彦は、ある日突然狐神から「御用人」を命じられる。御用人とは、神様たちの御用を聞いて回る人間のこと。膝を壊して野球の道を諦め、おまけに就職先まで失った良彦は、古事記やら民話やらに登場する神々に振り回されることになりながらも、神様たちの御用を解決していく。
日本各地で地震が頻発するなか、突如姿を消した黄金。『大建て替え』の危機を前に、荒脛巾神と田村麻呂の悲しい過去や、黄金の深い後悔を知った良彦は、傷だらけの体で再び立ち上がる――神にもできないことがある。そして人間だからこそできることがあると『神様の御用人』の自分は誰よりも知っているから。 神と人。それぞれが抱く、切なる願いの辿り着く先とは。そして良彦が最後に下す、未来への決断とは――。
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | kamisamanogoyounin |
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