『アストロノーツは魔法を使う』は天羽伊吹清による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はけけもつ。「電撃文庫」(KADOKAWA)から発売。
人類が宇宙へ進出して幾星霜。数多の困難に直面しながら、それらを乗り越える力となったのが≪魔法≫の力だ。通常、ごく一部の女性のみが持つとされる魔法の才能を導き、宇宙開発を担う人材≪宇宙魔法士≫を育成する教育機関≪アリストテレス≫。そこへ向かう軌道エレベーターの中で異星幻獣の襲撃を受け瀕死となった早霧零は、英雄と称えられる宇宙魔法士ギア・リボルヴァと邂逅する。自身も戦いで致命傷を負ったギアが魔法で救えるのはどちらか一人──結果、ギアの力をそそがれることで一命を取り留めた零は、史上9人目の男性の宇宙魔法士として覚醒する!! しかしそれは“英雄を犠牲に生き残った者”という新たな宿命を背負ったことを意味していた──。天羽伊吹清が贈るニュージェネレーションズ・スペースオペラ、ここに開幕!!