『さくら花店 毒物図鑑』は宮野美嘉による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は上条衿。「小学館文庫キャラブン!」(小学館)から発売。最新刊は2巻
傷つき病んだ心を呼ぶ店――癒しの花物語 住宅街にひっそりとたたずむ「さくら花店」。レトロな雰囲気の小さなその店にやってくるのは、心に深い悩みを抱える客ばかり。それは植物たちが、傷ついた人の心を癒そうとして彼らを呼び寄せているからだ。そんな不思議な花店を切り盛りするのは、植物の声を聞くことができる、店主の佐倉雪乃。悲しい人々を救おうとする植物の願いを受けて、その手助けをするのが雪乃の仕事だ。今日もさくら花店には、暗い顔をした客がやってくる。「旦那を殺したら罪になるんですかね...」呟く女性の心を救いたいと言う可憐な花たちの横で、雪乃はそっと微笑む。「あなたはここへ呼ばれてきました。花は病んだ人を呼ぶんです。あなたは花に癒されるために、ここへ来たんですよ――」不思議な力を持つ雪乃を支えるのは、極度の人嫌いでぶっきらぼうな樹木医の夫、将吾郎。風変わりな夫婦の日々と、植物にまつわる事件を描く、優しくて怖い花物語。
心の闇を解き明かす。優しくて怖い花物語 住宅街にひっそりとたたずむ、レトロな雰囲気の「さくら花店」。一見ごく普通のフラワーショップだが、花に呼ばれるようにしてここにやってくるのは、傷ついて病んでしまった心を抱え、人知れず苦しんでいる人ばかり。生まれながらに植物の声を聞くことができる店主の雪乃は、人々を癒して救おうとする花たちの願いを受け、その手助けをしているのだ。 ある日、幼馴染みの男の子と一緒に女子高生の静香が店にやってきた。美しく奔放な妹の誕生日祝いにと、白い百合を買い求める彼女。百合を配達しに静香の家に向かった雪乃は、庭に植えられた黒百合の様子を見て嫌な予感を抱くが......。 花に求められれば危険もかえりみず走り出してしまう雪乃。渋々ながらもそれを見守りフォローする、人嫌いでぶっきらぼうな樹木医の将吾郎。そして雪乃と同じ能力を持つ、悩める少年ヒロ。風変わりな夫婦と居候が、植物にまつわる事件と心の闇を解き明かす! 優しくて怖い花物語、第二弾登場。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 宮野美嘉 | イラスト | : | 上条衿 | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | 小学館文庫キャラブン! | 刊行期間 | : | 2018年03月06日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784094065053 | ISBN(2巻) | : | 9784094065619 | 最新刊 | : | 2巻 |
|
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | sakurahanaten dokubutsuzukan |
|