『星空の下、君の声だけを抱きしめる』は高橋びすいによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は美和野らぐ。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
小説が書けない文芸部員・シュウ。ある日、彼のスマホに、詠名という少女から謎のメッセージが届く。きっと悪戯だろう――はじめはそう流していたシュウ。しかし、[もうダメだ。死のう]送られてきたそんな言葉に、死ぬな――と思わず反応してしまったことから、メッセージを介しての、シュウと詠名の交流が始まった。互いの趣味である小説の話などを通じて、親しくなっていく二人。だが、いざ二人が実際に会おうとしたとき、衝撃の事実が判明する。詠名が生きているのは――現代ではなく、なんと五年前だったのだ! 五年ぶんの夜にさえぎられた、時を超えた二人の恋愛の行方は......!?