『不死探偵・冷堂紅葉』(ふしたんてい れいどうもみじ)は、零雫による日本のライトノベル。イラストは美和野らぐが担当している。第15回GA文庫大賞銀賞受賞作で、GA文庫(SBクリエイティブ)より2023年7月から刊行されている。
謎の美少女・冷堂紅葉が転校してきた高校二年生の夏の日、クラスメイトが体育館で殺された。密室殺人だった。「私たちで事件を解決しましょう、天内くん」文芸部に所属する俺・天内晴麻は、なぜか転校生の彼女に事件の調査を依頼される。――ミステリ小説の主人公みたいだ、と俺は思った。そして冷堂も殺された――はずだった。誰にも解かれることのない究極の密室で。「私を殺した犯人を見つけて下さいね――探偵さん」「......冷堂の方が俺なんかよりよっぽど探偵らしいよ」不死探偵と“普通”の相棒。奇妙な二人は時に推理し、時に死にかけながら真相に迫っていく。再現不可能な殺人事件に挑む学園ミステリー、開幕――!