『未来からの脱出』は小林 泰三による日本の小説(ライトノベル)作品。「角川ホラー文庫」(KADOKAWA)から発売。
鬱蒼とした森に覆われた謎の施設で、何不自由ない生活を送っていたサブロウ。ある日彼は、自分が何者であるかの記憶すらないことに気づく。監獄のような施設からの脱出は事実上不可能、奇妙な職員は対話もできず、どこか不気味なロボットのようで......。サブロウは諜報担当のエリザ、戦略家のドック、メカニックのミッチと協力し脱出計画を立ち上げる。脱走劇の末に彼が直面する、驚愕の真実とは?鬼才・小林泰三の遺作となった脱獄SFミステリ。