『久遠の呪祓師』は山岸マロニィによる日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。
職業婦人になるべく上京した椎葉桜子(しいばさくらこ)は、大家に紹介された奇妙な探偵事務所で、お手伝いとして働き始める。そこにいたのは、およそ探偵には見えない美貌の男、犬神零と、不遜にして不思議な雰囲気の少年、ハルアキ。事務所は依頼が来なくて閑古鳥が鳴く有様だが、彼らが専門に扱うのは、人が起こした事件ではなく、呪いが引き起こす『怪異(けい)』だった。ある日、桜子は零の調査に同行する事になり――人の心の闇に切り込む探偵犬神零が事件の裏に潜む魔を祓う! 大正帝都怪異ミステリー!