『歪つ火』は三浦 晴海による日本の小説(ライトノベル)作品。「角川ホラー文庫」(KADOKAWA)から発売。
会社での歯車のような渇いた日常から逃れるために、山奥のキャンプ場を訪れたソロ・キャンパーの水瀬友美。ふとしたきっかけで他のキャンパーたちと交流を深める。しかし翌朝になるとなぜかキャンプ場の外へ出られなくなり、昨日出会った人たちからは、まるで初対面かのように挨拶される。そして昨日とまったく同じ今日が始まった。一体何が起きたのか。閉鎖されたキャンプ場と、同じことを繰り返すキャンパーたち。尋常じゃない雰囲気に震える友美はこの異常な世界から逃れようとするが......。