『死に髪の棲む家』は織部 泰助による日本の小説(ライトノベル)作品。「角川ホラー文庫」(KADOKAWA)から発売。
幽霊作家ゴーストライターの仕事のため出雲いずも秋あき泰やすが訪ねた素封家の屋敷には、死者の口に毛髪を詰めるという奇妙な因習があった。折しも屋敷では身元不明の老人が髪の毛で首を吊る怪事件が発生、秋泰は死体の番をせよと裏山の番屋に閉じ込められる。翌朝、床を人毛が埋め尽くし、死体は別人に入れ替わっていた! これは怪異か人の悪意か、すべてを説明する推理は存在するのか? 息もつかせぬ第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作。