『魔女と毒殺文芸部』は最条 真による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はluna。「MF文庫J」(KADOKAWA)から発売。
不死の呪いをかけられた少女 胡桃沢加恋。彼女が死ぬたった一つの方法は、真に彼女を愛する恋人に殺されること。 「だから、私を殺してくれないかな」 って、彼女のことが好きでしょうがない僕に頼みやがった。 もちろんそんな願いは叶えられない。だから僕は言ってやる。 「僕には殺せないね。お前のことが好きじゃないから」 ゆらめく現実と幻想の境界、とっくのとうに死んだ神様、彷徨する天使と悪魔に絶えず過ぎていく日常── 18歳の才能が鮮烈に描く、罪と赦しの物語。 さあ、文芸部に入部しませんか?